スマホをそのままお風呂で使っていませんか？
スマホの耐水機能は完璧なものではなく、通常の利用により耐性が低下することがあります。また、落下などでフレームが歪んでいたりする場合、そこから水が入ってしまう可能性もあります。
最新のスマホだと、IP67等級やIP68等級で防沫・耐水・防塵性能をもっていますが、これらの条件は基本的に常温の場合の耐水性能になりますので、海水やお風呂の40度近いお湯など他の条件は考慮されていません。
耐水機能がある機種でも、スマホを着用したまま泳ぐことや入浴、サウナやスチームルームでの利用は控えるようにAppleのサイトにも記載されています。
iPhoneやAndroidなどのスマホは、基本的に水濡れ故障の場合保証の対象外となります。

お風呂でスマホを使う場合は、ジップロックや防水ケースに入れるなどして、しっかり対策することをオススメします！
ただし、ジップロックに穴があいていたり、完全に密封できなかったりと、防水ケースに入れているからと言って100%安全とは言い切れません。使用前の確認を怠らないようにしましょう。

ジップロックや防水ケースなど種類が多く、どれを買えばいいのか分からない方もいると思います。
ジップロックの場合、大きすぎるとタッチの反応が悪かったり、使い勝手が悪い場合がありますので、スマホに対して大きすぎないもので、ジッパーが2重になっているものをオススメします。

防水ケースには、保護性能を表すIPX〇という表記がされています。
現在では、IPX0~IPX8までの9等級があり、数字が大きいほど防水性能が高いことを意味しています。
お風呂で使用される場合、IPX7以上のものをオススメします。
快適に利用できるように、顔認証や指紋認証機能など、自分のスマホにあった機能のケースを購入しましょう。

冒頭でもお伝えしたように、保護テストは常温で行われているため、お風呂の40度近い温度は考慮されておりません。ジップロックや防水ケースに入れているからと言って、100%安全とは言い切れません。極力お湯がかからないように注意して利用してください。