情報セキュリティ担当、高橋です。

ここ数日、メールのウイルス検知や迷惑メールの数がかなり増えている実感はありませんか？
当社では、またお客様からもそういったお話を聞きます。

最近の世界情勢などからサイバー攻撃のリスクが高まっていると考えられており、取引先企業のウイルス感染によるトヨタ自動車全工場の操業停止のニュースを耳にした方も多いのではと思います。
また大手企業だけでなく、中小企業や医療機関がサイバー攻撃のターゲットになることも増えています。

そのような状況を踏まえ、先日経済産業省他関係7省庁より、企業・団体に向け、セキュリティ対策強化の注意喚起が行われました。

いくつか具体的な対策が記載されていますので、ぜひ確認して、対応することをお勧めします。

※以下注意喚起文書より引用

(1)リスク低減のための措置
・パスワードが単純でないかの確認、アクセス権限の確認・多要素認証の利用・不要なアカウントの削除等により、本人認証を強化する。
・IoT 機器を含む情報資産の保有状況を把握する。特にVPN 装置やゲートウェイ等、インターネットとの接続を制御する装置の脆弱性は、攻撃に悪用されることが多いことから、セキュリティパッチ（最新のファームウェアや更新プログラム等）を迅速に適用する。
・メールの添付ファイルを不用意に開かない、URL を不用意にクリックしない、連絡・相談を迅速に行うこと等について、組織内に周知する。

(2)インシデントの早期検知
・サーバ等における各種ログを確認する。
・通信の監視・分析やアクセスコントロールを再点検する。

(3)インシデント発生時の適切な対処・回復
・データ消失等に備えて、データのバックアップの実施及び復旧手順を確認する。
・インシデント発生時に備えて、インシデントを認知した際の対処手順を確認し、対外応答や社内連絡体制等を準備する。

※引用元（注意喚起文書も以下よりダウンロードできます）
サイバーセキュリティ対策の強化について注意喚起を行います （METI/経済産業省）
https://www.meti.go.jp/press/2021/03/20220301007/20220301007.html

セキュリティについて不安な点、お困りのことがあれば、何でもお気軽にニューウェイブまでご相談下さい。